近藤いづみ写真展

gimbal2010-10-17

 苫小牧博物館での「特別展」を終えてから3週間が経った。本来なら即日ここで無事終了のご挨拶をすべきだったのだが、なんといってもこの脱力感はひどいもので、今日までPCの前に座ることが出来なかった。現実逃避といってもいい。
 遅ればせながら、「特別展」にわざわざ足を運んで下さった皆様に心からお礼申し上げます。
 この間、仕事をひとつこなし、N氏と一日だけの小旅行をし、そして9日には近藤いづみ個展の展示手伝いをしてきた。
 近藤いづみは、BAR WAITSのマスター本明氏と同じ専門学校時代の同級生だ。

 彼女の初個展、DP2で出逢った「通りすがりの風景」は写真展である。
サッポロファクトリー3条館1階 北洋銀行裏側『ウォール・ギャラリー』にて10月30日まで。観覧無料。
 彼女と写真との縁はそう古くない。2年ほど前だろうか、近所の居酒屋で飲む機会が増えた頃、携帯カメラで撮りためた写真をボクに見せてくれた。ボクはカメラ好きだが、写真のことはよくわからない。特に風景となるとちんぷんかんぷんである。しかしそんなボクでも彼女が見ている世界にただならぬものを感じておりました。
 そんな時、彼女がなにげなく撮った写真が朝日新聞に掲載された。ある公園でのひとコマ。不意に吹き荒れた風に驚く人々の様を生き生きととらえており、誰が見ても目をとめ微笑んでしまう。そんな素敵な写真でした。やがてDP2と出会い、初個展へと突き進む。


 DP2とはシグマという会社から出ているコンパクトカメラであり、この会場に貼られたポップに書かれている知人とはボクのことだ。特に強くすすめたわけではないが、彼女はこのカメラがとても気に入ったようだ。この面白きカメラDP2談はまた後日。
 今個展ではDP2による作品30点余りを展示。撮影場所は、近所の公園から長沼、夕張、小樽などなど見ごたえ満点。是非ご高覧下さい。よろしくね。