マンモスと過ごす

gimbal2010-07-24

 前回の日記で登場した作品「いぶき」はその後無事完成して今は箱の中に居て出番を待っています。苫小牧での初お披露目。今から楽しみである。
 ちなみに昨年の個展と同じく苫小牧の会場でもポストカードを販売します。今回は種類を増やして全10作品になりました(前回は6作品)。一枚150円。気に入ったら是非ご購入いただきたい。
 さて新作完成の喜びもつかの間、今週から来たる8/14開催のワークショップ「ポップ・アップカード、マンモスを作ろう」の課題制作にどっぷりと浸かり、またももがいています。
 ポップ・アップといってまず想像するのは飛び出す絵本かな。そしてその作家ロバート・サブダ。彼の作品「不思議の国アリス」は特に有名で、数年前には巡回展が札幌にもやってきましたね。ボクはたまたま7冊ほど所有していました。
 ボクはポップ・アップを作品として作ったことはありません。しかし一度だけ、やはりワークショップでパーツが3つだけの非常に簡単なものを作ったことがあって、今回この課題に決めたのはそれが意外に好評だった事が所以です。
 最初はね、どんなお題でもサブダ氏の作品を参考に作ればきっと格好良い物が出来るとたかをくくっていたんだ。だがしかし、実際やってみるとえらく難しい。いくら彼の作品を見たってその仕組さえみわからなくて「なんでこうなるの?」の独り言炸裂。マンモスの絵は描けてもどこから手を付けていいかわからない始末。サブダ氏のワークショップがあれば参加したい気分だよ。
 写真はその制作現場。思いつく事は全てやってみるのまさに体当たり。もうぐちゃぐちゃです。

この5日間でマンモスの頭部がなんとなく形になってきたものの、これをどう立ち上げてまた折りたたむのか、そして無事完成に至りワークショップの当日を向かえられるのか全く自信がない。ない。でもやるしかない…トホホ。
 ところで、苫小牧博物館においての今特別展の詳細は博物館のホームページで確認してほしい。
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutukan/
 ほんとうはこのブログと我がホームページで大きく紹介するべきだが今はちょっと無理。マンモスの背に光が見えたら焦ってやります。