ふきボウズ改修2

gimbal2011-01-22

今年に入ってから札幌はえらく寒い。そのうえ雪も多くて、ここ南区はたいしたことないものの、北や東の方は大変なことになっている。北区の奥に住む友人などは通勤時間が普段の3倍かかると嘆いている。朝5時起き?ヒェーッである‥。
今年度から排雪作業を控えめにした札幌市。いくら予算が厳しいといっても死人が出るような問題に危機管理なさ過ぎ。そのくせ、雪祭りが始まる頃には街中と主要幹線道路の雪山は消える。自衛隊災害派遣をという声もあるらしいが、彼らは今雪像作りで忙しい。優先順位とっちらかってないかい?

さて、ふきボウズ改修のつづきです。マニアックなので注意だよ。
問題の回らないモーターは単なる調整不足だった。電源ボックス内の制御基盤にモーターの回転速度を加減する固定ボリュームがあった。この存在、すっかり忘れていた。調整してみたらまた調子良く回りだしたので、この固定ボリュームを普通のボリュームにとり換えて背面パネルに取りつけた。これで電源ボックスをばらさずにいつでもスピード調整ができる。


モーターをマウントに戻した。

「ふきボウズ」の動きは腰を左右に振るだけの単純なもの。ついでに顔も左右に動くけれど、肩にかかえた「ふき」につられて動いているだけなのだ。


今回の改修の目的は、ぎーっぎーっとうるさい騒音の解消と、湿気でゆがんでしまった芝のはり替え。
芝のはり替えは最初に手がけたのだが、台に張り込んだ際に表に糊がはみだして失敗。カッティングがえらく大変だっただけに正直めげた。写真は二度目の挑戦。このように広い面積を持つ紙を木製などの台に張り込む時には水溶性の糊を使ってはいけない。必ず歪む。2液反応タイプの接着剤がよい。今回は30分硬化タイプのものを使用。けっこういい値段がするけどね。

張り込み時の画像は撮っていなかったので、苫小牧の展示台制作時のものを‥。

つづく