出版宣言

すっかり遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

うっかり「今年ものんびりやります。」と年賀状に印刷してしまったけれど、本当はそうのんびりもしていられない。
今年はスタジオジンバルの体制作りと、念願の作品集出版を計画している。


作品集出版は、10年前に一度企てたものの能力不足であえなく断念。
自費での出版を前提とするなら、作品写真も印刷データも自己撮影、自己編集。
10年前に持ち得た能力ではどうする事もできなかった。


それなら今はたやすい事かというと、決してそんなことはない。


作品の撮影はこの10年でなんとかコツをつかんだものの、データ編集の方は今後新たなソフトを導入して一から取り組まなければならない。誰かに代行してもらおうとも考えたが、予算も限られる。


結局のところ出版はまだまだ大いに不安であり、年内に出版できる自信も確固たる確証もない。


じゃあ、何故今年なの?
って言われるとよくわからないがその必要性を感じたんだな。
そもそもボクは作品集を自己の活動の集大成と位置づけているわけでなく、ただ勝手気ままに作っていたボクの作品にいろいろな意味でかかわってくれる、そんな優しい人達との接点となる物があったらいいなと思ったんだ。
今は簡単にしか書かないけど、10年前のうがった出版計画と今回ではあきらかな意味の違いがあるのは確かです。
その辺のところは出版してからまた書きます。


その出版を昨年末に決意して以来、ボクは会う人会う人に出版宣言をしています。
あえて退路を断って前進するのみ。有言実行!!!
だが
ボクの頭の中にはその不安からか、たぶんこの年末にあるだろう二つの自分の姿が写っては消えていくのです。
成功例:完成した作品集を傍らに誇らしげにグラスを傾ける俺。
失敗例:カウンターでヘラヘラと酔ってくだをまく、なんちゃってオジサン。

あ、この舞台はいずれもBAR WAITSであります。
林とBAR WAITS、今年もよろしくね。