復活「きもこ」ペーパークラフト

本日より、当ギャラリーにおいて、我が相棒である本明ゆうじ作キャラ「きもこ」ペーパークラフト・キットが復活し販売を開始した。夏休み価格1000円。パーツはほぼ切れている状態で、4ページにわたる組み立て説明書は詳細。これをひとつ作るとペーパークラフトの基本全てが学べる優れもの。「きもこ」の頭はバブル・ヘッド仕様だぁ。
土曜日に来て購入し、要望があればその場でワークショップしちゃうよ。もちろん無料。完成までの時間は約1時間半。手ぶらでおいで。
そうだ、この場合持って帰る為の箱がいるから、ティッシュの空箱があればご持参あれ〜。

ところで、最近フェイスブック始めました。もちろん実名で励んでいます。
そちらでもどうぞよろしく!!

小箱

H2ギャラリーを始めてからボクはとってもチアフルである。


これまでずっと自宅兼アトリエに閉じこもっていたボク。
出不精なうえ人付き合いといえば
ごくたまに外に連れ出してくれるメディア関係の人達と
夜のススキノパトロール先で知る人くらい。


それがさ、今や毎週土曜日には街中に居て
そこにやって来る通りすがりの方はもちろん
噂をきいて来て駆けつけてくれた面々とシラフで盛り上がっているのだ。
週に一度の事だけどボクの脳と身体は外気に触れて確実に活性化している。


ギャラリー開設の真価を問われたとすれば答えはこれだったのかも。


そんなH2ギャラリーでのある日。
社長から「林の展示は地味」と指摘された。
ま、確かに。なんと頼もしい社長だろう。
そこで常設作品を増やそうかとか
図面をパネルにして張り出そうと考えはじめた。



そうだ、標本箱を設置しよう!

で作ったよ、八つの小箱。まだ塗装前だけど取っ手がいいだろ?
ただ社長に言わせればまだまだ地味かもしれないなぁ〜。


ところで何を標本にするかって?
そりゃ制作にかかわる面白き物だよね。道具とか紙のはぎれとか失敗作とか。
そしてボクは紙の作家だけど紙だけでもない。
動く作品を作るために集めたネジや歯車も虫ピンで留めてしまおう。
箱を引く時のワクワク感っていいよね。


この標本箱、来週中にも設置の予定だったが
急にテレビの取材が入ったため今月中にはと言っておこう。

エイチ・ツー・ギャラリーその2

先月28日に突然のようにオープンさせた「エイチ・ツー・ギャラリー」。
連休中の連日営業無事終了しました。
お越しいただいた皆様、大変ありがとうございました。
遅ればせながら改めてお礼申し上げます。


前の前のブログで「改装ブログ書く〜」と宣言したまではよかったけど、
改装はホント大変だったのよ。
大変でブログ書く余裕も正直なかった。


写真で見る限りではたいした改装に見えない。
けれど
実は我がギャラリーの入り口は2階の店舗と隣の店舗が共有している、
なんだか訳が分け解らない事になっていたわけ。
つまり、そのままでは2階の客も隣店舗の荷揚げも
営業中の我々のギャラリーから出入りするということ。
え〜っ、そんなこと、どう考えても無理、無理。
まずそこの分離工作から始まったのだ。


そこで建物自体に新しいドアを付けることにしたのだが、
そこからすったもんだの3週間。
オープンの時間が迫る中、胃が痛くなる思いをして大工さんの仕事が終わるのを待っていた。


そして晴れて可愛い色のドアが付いた次の瞬間から
俺たちは猛烈に改装を始めた。
大工作業の相棒はあのN氏。
さすが30年以上の付き合い。
「クールポコ」のような息の合った掛け合いで丸四日間作業に没頭。
そして最後はジンバルのメンバーでペンキ塗り。
オープン前日に作品を納めた。


こうしてなんとかオープンに間に合ったのでした。


なんかね、場所を借りてから勢いだけでここまで来たけれど
ギャラリーの真価はこれから自分たちで見い出さなければならないと考える。
今は冷静に未来を見据えよう。

ギャラリーは平常営業の時間割になりました。
http://st-gimbal.com/h2gallery/index.html
今後もよろしくお願いいたします。

エイチ・ツー・ギャラリー


突然ですが、こんなことはじめました。
詳しくはジンバルホームページhttp://st-gimbal.comまで。

当作品は2週に一度のペースで展示替えをしながら常設展示を行います。
現在作品4点を展示しています。
是非一度お立寄くださいませ。
ちなみに、私は毎週土曜日13:00〜19:00まで常駐しています。
よろしくお願いします。


このギャラリーを通じ
今後益々皆様とのご縁が深まる事を切望しております。

ちょっと固いか。
待ってるよ!!

ジンバルOPENまでの軌跡

突然ですが、
「リアル」スタジオジンバルが登場します。

その所在は
札幌は南1条西12丁目。
今やレトロとも言える電車が走る通り。
ガタン、ゴトン、プーッと昭和の音つぶが散らばる素敵な路面店
四月からの賃貸契約を結びました。
オープンは四月下旬予定。

わずか四畳半のこのスペースに
ボクの作品展示はもちろろん、
「本明ゆうじ氏」開発のキャラクター原画をはじめグッズなど揃えます。


只今店内改装中!
今日は塗装前の下ごしらえをして来ました。
四月なのにまだまだ寒いね。


冒頭の写真に「サッポロクラシック」の看板を見つけたかい?
そう、この建物の二階には
札幌では知る人ぞ知る
「おいしいお酒と手作り料理」の店「Saltimbancoさるや」がある。
スタジオジンバルの階上が飲み屋なんて、
最高にいかしてるよね。
「さるや」店主ユキちゃんのこだわりのサーバーから
注がれる生ビールは旨いよ。


そして、同店の日中には「喫茶&雑貨」の「幸え(さきわえ)」さんが営業。
リーズナブルなランチと
この路一筋で歩んだ店主選りすぐりの器の数々。


ギャラリー・料理・酒・コーヒー・器と
ある意味完璧な複合施設の誕生です。


今後は「ジンバルOPENまでの軌跡」として
ここで書よ。
ではまた。

スタジオジンバル

出版宣言をしてから早くも2週間が経過。
2週間といえば一年の24分の1。
そしてこの1月が終わろうとしている今。
一年の12分の1をすでに消費したことになる。
ヤバイ、ヤバイ。
この間、出版に関して実質的な進展は何もない。
ただ本のサイズを決めただけ。
ヤバイ、ヤバイ。


今、新生スタジオジンバルの形を整える作業にてんてこ舞いだ。
我が愛すべき、たった6畳間のアトリエが変わろうとしている。
仲間が加わり、なにやら怪しい営利団体となろうとしている。
でも、けして営利を追求するわけではない。
ましてそんな能力も欲もない。
一人ではとうてい出来そうもないことに。
権利だ金だと騒ぐ大人社会に臆さぬように。
互いに知恵と経験を持ちよって事を成して共生していく。
たぶん、それが今考えるスタジオジンバルの形だ。


そんなわけで、とりあえずスタジオジンバルはドメインを取得しました。
http://st-gimbal.com
現在はまだ"工事中"のページになっています。
少し予定がずれ込んだけど、2月初旬には公開します。
乞うご期待。


そして明日は第1回ジンバル会議。
3日かけてマル秘資料を作りました。

そう、「魚平」というのは市内にある居酒屋です。
スタジオジンバルはススキノからタクシーで3,000円もかかる処。
BAR WAITSの本明ちゃんは出勤前だし。
打ち合わせはもっぱら居酒屋です。
この居酒屋「魚平」。
一皿・一椀限りのバイキング風お通しが素敵。
もちろんスタートは飲み放題。
だから、ちゃんとした会議になるか単なる飲み会で終わるのか不明なり。
ああ、焦りながらもなんだか楽しいな。

ちなみに、今年の初詣で引いたおみくじは「大吉」。
俺に幸あれ!!

出版宣言

すっかり遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

うっかり「今年ものんびりやります。」と年賀状に印刷してしまったけれど、本当はそうのんびりもしていられない。
今年はスタジオジンバルの体制作りと、念願の作品集出版を計画している。


作品集出版は、10年前に一度企てたものの能力不足であえなく断念。
自費での出版を前提とするなら、作品写真も印刷データも自己撮影、自己編集。
10年前に持ち得た能力ではどうする事もできなかった。


それなら今はたやすい事かというと、決してそんなことはない。


作品の撮影はこの10年でなんとかコツをつかんだものの、データ編集の方は今後新たなソフトを導入して一から取り組まなければならない。誰かに代行してもらおうとも考えたが、予算も限られる。


結局のところ出版はまだまだ大いに不安であり、年内に出版できる自信も確固たる確証もない。


じゃあ、何故今年なの?
って言われるとよくわからないがその必要性を感じたんだな。
そもそもボクは作品集を自己の活動の集大成と位置づけているわけでなく、ただ勝手気ままに作っていたボクの作品にいろいろな意味でかかわってくれる、そんな優しい人達との接点となる物があったらいいなと思ったんだ。
今は簡単にしか書かないけど、10年前のうがった出版計画と今回ではあきらかな意味の違いがあるのは確かです。
その辺のところは出版してからまた書きます。


その出版を昨年末に決意して以来、ボクは会う人会う人に出版宣言をしています。
あえて退路を断って前進するのみ。有言実行!!!
だが
ボクの頭の中にはその不安からか、たぶんこの年末にあるだろう二つの自分の姿が写っては消えていくのです。
成功例:完成した作品集を傍らに誇らしげにグラスを傾ける俺。
失敗例:カウンターでヘラヘラと酔ってくだをまく、なんちゃってオジサン。

あ、この舞台はいずれもBAR WAITSであります。
林とBAR WAITS、今年もよろしくね。